スキャットボーカルグループ「ペコンボ」のブログです。

by pecombo
 
vol.12 秋の夜長は音楽鑑賞三昧:pt.2 by Hacchan'
前回に続き、秋の夜長に人様の音楽どっぷり鑑賞タイム、その音源紹介パート2です。
まずは今回のどっぷり鑑賞音源2枚です。

■ Art Van Damme Quintette / cocktail capers
■ 越路吹雪 / コーちゃんのお座敷うた

     




この2枚にはある共通点が3つあります。
◎一つ目は、ヤフーオークションで落札したものである
◎二つ目は、10インチ・アナログ盤である
◎三つ目は、アコーディオンやヴィブラフォン入りのジャズものである

最近はレコード屋さんに出かけることもめっきり減りました。何故って、ヤフオクがあまりに充実してるからです。ナカナカの名盤が「ええ~っ!」という金額で出てたりするのです。上記の2枚は、過去に音源を人様より聞かせていただきその内容にググッと感動したものの、中古レコード屋さんでは一度だけ見たことがあるのみ。しかも「ウン万円」という、まさに高嶺の花だったもので購入すること自体をあきらめてたのですが、今回はビックリ格安の金額で出てたので「これは!」ということで購入しました。

それにしても、10インチ・アナログ盤って、形がカワイイ!というかちょうど良い大きさですよね。この大きさ、かなり愛らしいカンジです。

そして、Pecomboも、去年末にリリースした「X'mas s.p.」という7インチ・アナログ盤にて実践してみた、アコーディオンやヴィブラフォン入り4ビート・ジャズ、というサウンドのフォーマットの元ネタはずばり、これらのレコード達なのです。

ではその素晴らしい内容について、大いに語りましょう!


■ Art Van Damme Quintette / cocktail capers

 アート・ヴァン・ダム・クィンテットはアッシの大々フェイバリット・アーティストで1950年代のアメリカで一世を風靡したスモール・コンボによるスウィング・ジャズ界のスーパースターであるアコーディオン奏者です。そしてアッシの大好きな楽器でもあるアコーディオンとヴィブラフォンがフィーチャーされてるカクテル・ジャズ・サウンドものでもあります。このアルバム、まずジャケットが素敵!です。カクテル・グラスがスウィンギーにステップを踏んでるかのようなそのジャケットは、正に粋、というかお洒落そのもの。このレコードが発売されてる、1950年代のアメリカNo.1お洒落レーベルだったCapitol Recordsの面目躍如、といったところでしょうか。

そしてそのサウンドは、以前のコラムで紹介した「everything's coming up music」と比べてもよりシンプルで、このコンボの音楽性がむき出しで表現されてます。その音楽性は、ウキウキと楽しく躍動感にあふれ、そして心地良くも温かみのあるスウィング感とキラキラとした音色の楽器群が織り成す洗練の極み、のような小粋なサウンドです。アッシ的には様々なワイワイする場所でののまのまハッピー・タイム!のお供には欠かせない音楽で、どこへでも持って出かけてます。ところでこの方のサウンドから、アッシは何故かヨーロッパ、しかも東ヨーロッパ的な匂いを感じます。この方のルーツは東欧からの移民なのでしょうか?それが彼の音楽性に与えた影響は?気になります。この謎、誰か解いてタモ~レ!


■ 越路吹雪 / コーちゃんのお座敷うた

 この10インチ・アナログ盤には並々ならぬ思い入れがあります。まず最初にレンタルCD屋さんでこの音源と出会い、その内容の余りの素晴らしさに「是非、アナログ盤が欲しい!」と思い探してみたところ、一度だけ某レコード屋さんで見かけたもののウン万円の値がついていてあえなく断念。それでもあきらめきれずに色々探してたら、彼女の10枚組LP BOXの中の片面にこのCDの音源が入ってることを発見、早速購入しました。しかしやはりオリジナルの10インチ・アナログ盤が欲しいなぁ、なんて思うこと数年、最近ヤフオクでばったり発見、しかも金額も以前みたものよりグ~ンと安かったこともあり無事購入、というわけなんです。。。

何故、越路吹雪?とお思いの方もいると思います。アッシも越路吹雪の大ファン、というわけではありません。でもこのミニアルバムは内容が格別に良いんです。1962年に発売されたこのミニアルバム、お座敷うたを彼女がお洒落なコンボ・オーケストラをバックに唄う、という企画ものなのですが、そのオーケストラの編成が豪華かつメチャお洒落です。ピアノ・ギター・ベース・ドラムス・ヴィブラフォン・アコーディオンのコンボをベースに、曲によってはストリングスやホーン・セクションも加えたそのオーケストラによる演奏のアレンジは内藤法美さん。ハイカラ、とでもいうべきその音楽性は、同時代の音楽であるボサノヴァとも通ずる粋でクールでユーモアのある魅力にあふれてます。

そして主役である越路吹雪が唄うのは江戸時代のいわゆるお座敷(今で言うラウンジやレストラン・バー、みたいな場所かな)の宴でよく唄われてた定番曲(Pecomboがクラブやラウンジ・レストランバーとかで「双子姉妹のシャンソン」を唄うようなものですかね)。この方はフランスのシャンソンをメインで唄ってる方なのですが、アッシ的にはシャンソンの越路さんよりもこの音源で聴ける越路さんの唄のほうが好きです。粋でいなせなヴォーカルは素敵!の一言、是非一度聴いてみてほしい作品です。CDはどうやら廃盤のようですが、配信販売はしてるようなのでチェキしてみてね!


2005.10.19 Hacchan'

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by pecombo | 2005-10-19 22:57 | 音源紹介
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