スキャットボーカルグループ「ペコンボ」のブログです。

by pecombo
 
vol.2 Pecombo loves QUARTETO EM CY! by Hacchan'
不定期コラムも今回で2回目、って2ヶ月も空いてるじゃん!という声が聞こえてきそうです。その通りです、スンマセン。そんな今回は、Pecomboの永遠のアイドル、Quarteto Em Cy(クアルテート・エン・シー)特集です!(パチパチパチ♪)



■ Vinicius / Moraes [Vinicius/Moraes no Zum-Zum](1964)
■ Quarteto Em Cy / MPB 4 [cobra de vidro](1978)
■ Quarteto Em Cy [same](1966)


Quarteto Em Cy は1960年代半ばにレコードデビューし早や結成40周年。4人姉妹によるハーモニーはブラジル音楽史上最高のコーラスグループといわれ、うっとりするような魅力に溢れてます。
一番最初に知り合いのDJに聞かされたその瞬間から虜になり、それからは恋に落ちるが如く毎日のように聞き続け、しまいには聞くだけでは物足りなくなってしまいこんなコーラスをしたくなリ練習してレコーディングまでしてしまった、それ位大好きです、Quarteto Em Cy。


■ Vinicius / Moraes [Vinicius/Moraes no Zum-Zum](1964)


まずは"Pecombo e.p."や"Tokyo Bossa Nova -lua-"で聞けるカバー曲が、彼女達の最初のLPが出る直前の1964年にズンズン劇場で行われてた音楽劇のスタジオ録音盤である"Vicinius / Caymmi no Zum-Zum"という素晴らしい音源に収録されてる[tem do de mim]という曲です。

とにかくこの"Vicinius / Caymmi no Zum-Zum"、このコラムを読んでる方は全員買ってくださいませ!!って位、素晴らしいです。 何がって、ボサノヴァといえばアンニュイな男子がしっとりギターで弾き語り、というイメージを見事に覆してくれるそのサウンドです。Em Cy 4姉妹による初々しくも完璧なハーモニーと、アレンジャーの Oscar Castro Noves 率いるバンドのメロディックにしてちょーノリノリなお洒落なサウンドとのコンビネーション、まさに太陽の似合う明るいボッサ・サウンドがアッシの中にスーッと入ってきました。

「これだよ!これをやらずして何をやるんだ?!」という事でPecomboの今のメンバーが集まってきたのです。 この"Zum-Zum"には今のPecomboのライブレパートリーでもある[Aruanda]という曲も収録されてます。

ちなみにこれらの曲は、元々は Carlos Lyra という、これまたアッシの大好きなボサノヴァ・シンガーの作品で作者本人による演奏も、これまた名盤であるサックス奏者 Paul Winter との共演盤[the sound of Ipanema]にて聞く事が出来ます。 このCDは、しっとり弾き語り系ボサノヴァとクールジャズが有名な"Gets / Gilberto"以上に融合された名盤で、お茶を飲む時や恋人と一緒にまったりする時のお供にも最適な、オススメCDです。

ところでアッシの自慢はCarlos Lyraが来日しライブをした際にこれを持参し、本人にサインをいただいたことです。なんちてヤダねー、ミーハー丸出しで…。


■ Quarteto Em Cy / MPB 4 [cobra de vidro](1978)

もう1曲、今のPecomboのライブレパートリーで、[Aruanda]とメドレーで演奏されてるのが[noites Cariocas]という曲です。この元ネタversionは Quarteto Em Cy / MPB4 の"cobra de vidro"という、1978年に発表されたレコードで聞くことが出来ます。

MPB4 という、ブラジルの男版 Quarteto Em Cy ともいうべき4人組男性コーラスグループとの共演盤で、[noites Cariocas]では全てのパートを計8人でこなすという「人間ってスゴイ!声だけでもここまで出来るんだ!!」的すごさと普通に聞いててとても気持ちの良いフィールがブレンドされた逸品です。

この曲は、これまた知り合いのDJの方に最初聞かされた時からあまりの素晴らしさにもう大変!とても難しくてスグに再現などできないのは百も承知でメンバーに聞かせたら、「がんばって出来るようになりたい!」とのリアクション、Pecombo最初の夏の間かかって練習したのを思い出すなぁ…。

さてこの[noites Cariocas]、元々はショーロという、ボサノヴァやサンバのルーツの音楽時代の楽曲で、アッシが初めて聞いたのは Don Rien という方のversionでした。 このversionは、昨年の今頃に大手輸入CD屋さんにて店頭にデデーンと並んでたブラジル系コンピレーションの最高峰、Frescaシリーズの"Fresca Samba!"でも聞けますが、とにかくさわやかでノリノリな、素晴らしいversionです。

ちなみに今のPecomboの[noites Cariocas]のライブでのversionは、Don Rien のversionと MPB4 & Quarteto Em Cy のversionの美味しいとこ取り、というのを目指したversionになってます。そんなところもチェックしながらライブを見てみると、唄だけでなくサウンドももっと面白く聞こえるかもしれませんよ~。


■ Quarteto Em Cy [same](1966)

もう一曲だけ、Quarteto Em Cy のスキャットモノで素晴らしいのが"ate londres"という曲です。

この曲は1966年に出た"Quarteto Em Cy"に収録されてる、わずか一分半の曲なのですが、スキャットといいバンドの演奏といいお洒落でノリノリで小粋なカンジがサイコー!聴いてるだけでウキウキしてきちゃいます。

勿論この曲以外にも素晴らしい曲が詰まったオススメ品です。



というわけでお楽しみ頂けましたでしょうか? あ~ぁ、遂に書いちゃった、Quarteto Em Cy ネタ。ボサノヴァについてはPecomboもリンクさせていただいてるヒガシノリュウイチロウさんをはじめ、バッチリ詳しい方がこの日本にはいっぱいいます。ので遠慮してたのですが、たまにはこういう「大好きなんですぅ」的ミーハーな視点からの文章もアリかな、と思い記した次第です。 ボサノヴァについての詳しい事はLinkからヒガシノさんのwebに飛んでいろいろとチェックしてみてくださいまし~

そうだ、ミーハーついでにもう一丁! Quarteto Em Cy に遠い日本でリスペクトし活動してる5人組がいることを是非!メンバーの方達に伝えたい、と思いいろいろツテを当たっていったところ、さるお方を通じて本人達にPecomboの音源を聞いていただくことが実現しました! そしてナント、憧れの Em Cy のメンバーの方達よりメールでお返事をいただいちゃったのでそれを紹介しますね。

----------------------------------

Dear Pecombo,

We're deeply surprised and very honoured when we listened your CD. It brought us great memories of the beginnig of our career. We wish you very good luck on your musical lives. May God bless you!

Best Regards from Cynara, Dyra, Cybele and Sonya.

----------------------------------

もう何も言葉がありません。ホント音楽やってて良かった…。

ではでは皆さん、これらの音源でも聞いて梅雨を吹き飛ばそうぜ、YES!


2004.06.16 Hacchan'
[PR]
by pecombo | 2004-06-16 00:00 | 音源紹介
<< vol.3 Pecombo 名... vol.1 音は春風に乗って…... >>


S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30 31
つれづれこらむ
このコーナーでは、ペコンボのメンバーが「これはステキ!」と感じたことをマイペースで発信していきます。いろいろいい音楽を聴きたいけど何を選んでいいのかわからずに困っているあなた! 最近、オシャレなお店に行ってないなぁという「ステキ」に飢えているあなた! ウンチク話のネタを探しているそこのきみ! こちらを参考にしてみてはいかが?
カテゴリ
以前の記事
検索
その他のジャンル
ファン
記事ランキング
ブログジャンル
画像一覧
関連リンク
Pecombo official site
'Pecombo Online'
ブログトップ