スキャットボーカルグループ「ペコンボ」のブログです。

by pecombo
 
vol.4 秋の夜長のBGM by Hacchan'
涼風や 秋刀魚秋味 いと美味し

ふと気が付けば暦は10月も半ば、つい一ヶ月前は毎日あんなに暑かったのに夜な夜な吹くその風の涼しさ、秋刀魚や秋味と一緒に奏でられるその妙なるまろみが何とも心地よいもので、、、もうすっかり秋が来てるんでやんすね。。。




そんな季節の耳のお供といえば、勿論鈴虫の音でしょ!と言いたいところですが、小生、残念ながらそんな環境には暮らしておりません。
その代わりというのも何ですが、秋の夜長に秋刀魚やビールに合う音源を3つほど、チョー有名な音からちょっぴりレアな音まで紹介させて頂きやんス。

■Miles Davis / milestones
■Art Van Damme Quintet / everything's coming up music
■Mel Torme / That's all

では早速レッツラゴー!


■ Miles Davis [milestones]

こんな有名な音源、誰でも知ってるよ!ってな声が聞こえてきそうですが、何と言われようがしょうがない、大好きなモンは大好きなんだい!!という姿勢で紹介させて頂きマンモス。

この音源に限らず、最近1950年代の、いわゆるモダン・ジャズといわれる音源をよく聴く事が多いのですが、アッシにとってその魅力は、演奏フォーマットがテーマメロディーとソロ、という音楽なのにとてもポップに聞こえる事です。何がポップかって、いまどき生では聞く事はもはや出来ない、演奏家達の奏でる音の独創性・そしてこの時代なりの新しい音楽フォーマットを俺等作ってるんだぜ!的な、今で言うJ-RAPシーンの勃興期を追体験してるが如き勢い、更には、デジタル主流なこのご時勢には困難な、アナログの音質の良さ・そして何よりスタンダードを中心としたテーマメロディーの曲の良さ、この全てがバランスよく並立してて、それがマジ素晴らしい訳でス。

前置きが長くなりすぎました。この[milestones]は全てが奇跡的なバランスで配置されてる、正に20年来愛聴してる大フェイバリット音盤です。全曲サイコーですが、この2004年秋の観点からの自分なりのチェキポイントは、
「1曲目の[Dr.Jekyll]や3曲目の[two bass hit]に聞ける、今どきでいう高速ジャズ的な疾走感や、4曲目の[miles]や5曲目の[billy boy]に聞ける、ココロが開放されるというか風通しが良くなるような後口スッキリ感溢れる演奏やグルーヴの素晴らしさ」
と言ったところでしょうか?勿論これはアッシの今現在の気持ちの断片に過ぎません。良い音盤はいつでもその時のその人の澱んだ気持ちを、アッシのとは又違う思わぬ観点からほぐしてくれるものです。

もしまだ聞いた事のない方がいれば、ココロからお薦めします。


■ Art Van Damme Quintet [everything's coming up music]

実はここ何年か、アコーディオンやヴィブラフォンという楽器に耳が行く事が多くて、懐かしさとモダンさ、クールさと温かみが共存するその音色の素晴らしさにノックアウトされる事が良くあります。これとは別に、アコーディオン特集やヴィブラフォン特集でも組みたい位です。かくいうPecomboも、今年に入ってから何度となくライブで一緒に音を奏でさせて頂いてるVibraphone奏者の渡辺雅美さんや、先の7/18「乙女音楽研究会」で初めて一緒に音を奏でる機会を与えて頂いたアコーディオン奏者の田ノ岡三郎さん、と相次いでその音色の素晴らしさに完全ノックアウトされました!

という訳で、レコード屋に行く機会があればいつもジャズコーナーの other instruments の棚を覗いて捜してる音源が、今回の主役、アコーディオン奏者の Art Van Damme(アート・ヴァン・ダム)さんの作品なのです。アッシはこのお方の音源で悪い音源をまだ一度も聞いた事がありません、位大好きなので、この文章を書いてる今になっても、Art Van Dammeさんといえばこの一枚的音源がまだ選べない。こ、こまった。。。

ええと、取り合えず先日中古屋さんにて購入した、ジャケットデザインも素晴らしいLP「everything's coming up music」を紹介させて頂きます。ていうかこの音盤に限らずなのですが、このお方のバンド編成がまず素晴らしい!アコーディオン・ヴィブラフォン・ギター・ウッドベース・ドラムスという5人編成です。Pecomboもこんな編成でライブをやってみた~い、と思わずにはいられない音色の素敵な楽器ばかりで構成されてる楽団、サイコーだなぁ~。。。そしてその演奏はスムースでホッコリと温かく、上記のMiles Davis同様後口すっきりで洒落たタッチがこれ又サイコーで、お酒の進む良いフィールに溢れております。

という訳で、このお方の音源は又別の機会に紹介させて頂きたいので今回はこれ位で勘弁して下さいまし。最後に一言だけ、Art Van Dammeサイコー!


■ Mel Torme [That's all]

最後の一枚はジャズヴォーカル物を一枚紹介します。フト立ち寄ったレコード屋さんでたまたま購入した大好きなヴォーカリスト、メル・トーメさんのLPです。目玉は何といってもKenny Lankinの"haven't we met"のビッグバンドジャズワルツversionですが(よくよく読むと歌詞がオモロイですね。正に男の身勝手でロマンティックな妄想が全開!ってカンジで…)、それ以外の全曲で聴ける彼の都会的で粋でお洒落なハリのある唄声がもう絶品です。"I've got you under my skin"の歌詞と歌唱のリンクの仕方ときたら、まるで今のゲイカルチャーとかと変わらない、粘膜で相手を感じるかの如きフィールを感じます。男と生まれたからにはこんな風に歌を唄ってみたい!と思わずにはいられない、都会的で粋で洒落っ気のあるセンスに、江戸の小唄やリオデジャネイロのボサノヴァと同じフィールを感じるのはアッシだけっスか?!




てな訳で、10月も半ば、皆さんも素敵な秋の夜長を過ごして下さいね。 Pecomboも12/4発売のアナログ盤に向けての作業が佳境に入ってますが 次回はそれがらみのコラムでも書きますか… ではでは~=~


2004.10.18 Hacchan'
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by pecombo | 2004-10-18 00:00 | 音源紹介
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このコーナーでは、ペコンボのメンバーが「これはステキ!」と感じたことをマイペースで発信していきます。いろいろいい音楽を聴きたいけど何を選んでいいのかわからずに困っているあなた! 最近、オシャレなお店に行ってないなぁという「ステキ」に飢えているあなた! ウンチク話のネタを探しているそこのきみ! こちらを参考にしてみてはいかが?
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