スキャットボーカルグループ「ペコンボ」のブログです。

by pecombo
 
Vol.57 めがね by Rie
先週久しぶりに邦画を観てきました♪



タイトルは「めがね」。

確かに出てくる人はメガネをかけてはいますがお話にはあまり関係なし。
ストーリー自体もあって無いような映画です。
脚本・監督が荻上直子、 キャストが もたいまさこ 小林聡美 という
「かもめ食堂」の続編的な映画、といえばその雰囲気は伝わるでしょうか。

舞台はこれといって何も観光のスポットが無い日本のどこかのひなびた南の島。
時は春。観光シーズンを外れて人も殆ど訪れることのない時期。
この島の小さな宿に一人の女性(小林聡美さん)が大きなトランクをかかえて
やって来るところから物語は始まります。

実はこの映画の舞台になっている島は私の祖母の生まれた島、与論島。
鹿児島県の最南端で、すぐ隣には沖縄の島影がくっきり見えます。
周囲はたったの22キロ。車だったら30分もあれば島一周出来てしまいます。

物心ついてからは毎年のように訪れて夏中真っ黒になって魚と泳ぎまくり、
むせかえるような南国の自然の生命力の強さに圧倒されつつも
汗だくで島中を自転車で走り回り、夜は松風の涼しいベランダで月と星を眺めたり。
沢山の人のあたたかさと笑顔に出会い、毎年思い出をどっさり蓄えて泣きべそを
かきながら8月の終わりに東京に戻る。。

生まれも育ちも東京で田舎の無い私にとってはもう一つの故郷のような存在です。

しかもこの映画で登場するビーチは、与論島でも一番美しくて大好きな寺崎という浜。
与論島はさんご礁で出来た島なのでどこのビーチも砂は白いのですが、
潮の関係なのかこの浜の砂はキメが細かくて真っ白!
裸足で歩くとフカフカしてて最高に気持ちがよいのです。

与論島 寺崎

遠浅の海は透き通ったガラス細工のようなエメラルドグリーン。
シュノーケルとフィンがあればさんご礁のブロックを辿りながら
沖のリーフまでたどり着くことできます。
マリンスポーツが出来るような施設も海の家も何も無く、まさにプライベートビーチ。

そんな自分が大好きな風景が映画になるなんて!
嬉しい反面、自分にとってのサンクチュアリが映画を観る人みんなのモノになる気がして
ちょっと複雑な気持ちもしたりして。。

どちらにしてもこれは観ない訳にはいかない!!
なにせここ何年も「夏休み」の無い生活を送っているばっかりに
ご無沙汰している与論島に東京にいながらにして会える(?)のだから。。

映画を観ている90分間、すっかり魂は島に飛んでいました。
全然泣くような場面ではないのに自分の中に明確なクオリアがある景色が出てくると
訳も無く涙が出てきて、(ああ、私には与論島が足りない。。)と思いました。笑

映画ではこの島は、何かをする為に行く場所ではなく、
ただ「たそがれる」ために訪れる場所という設定になっています。
「たそがれる」とは何もせずに、ゆっくりと懐かしい思い出や人のことを考えたり、
時間がなくていつも考えられないことをひとりでじっくり思索してみる。。
はたまた自然にまかせてただボーッとする。
ニュートラルな自分に戻る場所なんですね。

夏のイベント盛りだくさんの海とは違って、春の南の島には確かにそうしたくなる
別の魅力があるのかも知れません。

南の島へ脳内トリップがしたくなったら、この秋「めがね」オススメですよ★

2007.10.11 Rie

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by pecombo | 2007-10-11 09:07 | つれづれ
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