前回に引き続きインドネシア見聞記第2回をお届けします♪
成田を出発してバリ島に付くまでの間、しばし機内BGMを楽しむ事に…
特にオモロかったのがArabic Popular MusicとIndonesian Popのチャンネル。
Arabic Popular Musicは濃ゆい唄と
やたらレベルの高いサウンドのマッチングがクセになりそう♪
そしてIndonesian Popに登場する唄い手さんの歌の上手さにビックリ!
サウンドはロック・R&B・普通のPOPS、と1616で、
ぶっちゃけ「?」なセンスの曲もあるのだが、
ジャンルを超えた所でとにかく皆唄が上手い!
さすがアジアナンバーワンの芸能大国インドネシア、
今回の旅が俄かに楽しみになってきた…
まずはバリ島に到着、タラップを降りる。
成田では5℃=セーター着用の寒さだったのに、
いきなり30℃の気温、そして湿気にビックリ!
そして南国独特の、何とも芳しい、
果実のような匂いが鼻腔をくすぐってお出迎えしてくれた。
この段階で時差はトウキョウより-1時間。時間の感覚が軽く歪む。
夜遅くにバリよりジャカルタへ飛行機移動する。
到着したのは深夜だった。
この段階で時差はトウキョウからマイナス2時間に…
この時間の感覚が歪むカンジはオモロイ。
基準時間や時差というものが、
いつ誰によってどんな意図で設定されたのかを知りたくなった。
タクシーを拾い、宿泊予定のホテルへ向かう。
窓から見える風景は、バリと一変して都会的。
勿論南国ならではの空気感と、トウキョウとも通ずる
大都市ならではの緊張感も感じる。
ホテルにチェックインしたら小腹がすいたので外に繰り出す。
ホテル近くの屋台で夜食タイム。
焼鳥のココナツソース掛けと鳥の足のココナッツ・ソース煮込み、
そしてご飯を固めて笹で巻いてあるモノを注文する。
これがメチャメチャ美味い!日本では、こんな味は食べた事がない。
思わず「エナ・スカリ!(インドネシア語で「メチャ美味いっす!」)」を連発!
隣のテーブルで食べてた仕事帰りらしき2人連れの男性も
「それはチキンの足」「美味しいか?」と、とても親切な様子でイイカンジ。
そして何よりも、若き店主が、マジメで良い仕事してます系の
好感の持てる男でイイカンジだった。
食後のお茶を飲みながら(イスラム圏だけあって、
そこの屋台でもお酒は置いてないし誰も飲んでなかった)
ボケ~ッとしてると突然スコールが…
バリとは又違う、熱帯の都市独特の街の匂い・立ち並ぶ屋台と食べ物の匂い・
容赦なく地面に降り落ちてくるスコールの音・
路上に入り乱れるジャカルタ名物輪タクの、エンジンの音や排気ガスの匂い・
車の路駐を取り仕きるおじさん(このチップで生活してる…)の大声・
屋台の隣のディスコ(というかライブバーみたいな所)から聞こえてくる、
女性シンガー(唄がやたらウマい!)の声・
バーの入り口でたむろってる若者たちのおしゃべりな声…
誰もがやるせなさを心に抱えながら一生懸命生きてる…
そんな風情の様々な音や声や匂いが渾然一体となって
「ジャカルタの夜は更けゆく」のであった。。。
BALAWANさんのライブの翌日はジャカルタからバリへの移動日、
特にする事もないので、昼間はジャカルタの街をブラブラ(Jalan-Jalan!)、
と洒落込む事に…
まずは小腹がすいたので、ホテル近くにある、
ジャカルタのあちこちで見かけたカフェ「Ooh, La La」に入る。
美味しくて量もたっぷりの espresso coffee と、
これ又ヴォリュームたっぷりでめちゃウマのVegitabla Pizzaでお腹も満足!
そして街角をJalan-Jalanしてて一番驚いたのが交通量の多さとその運転マナー。
とにかく車やバスやバイクや輪タクが所狭し、われもわれも、と飛ばしまくる。
信号は一応守られているが、ボヤボヤしていると
「どけどけー!」というカンジで車やバイクが来るので、
「あ、今大丈夫そう」というタイミングを計り横断歩道をサクッと渡るカンジ。
それとは対照的に、街角にはポストや電話BOX・乗合バス等々形や色合いが
いちいちカワイらしいものがイッパイ♪
ジャカルタ名物輪タクのおっさん達もみんなサービス精神旺盛!
ちょっとカメラを向けると途端にこのポーズ♪
一通りJalan-Jalanしてバリ行きの飛行機が出る空港に行く前のタイミングで、
池田さんがサウンドプロデュースを手がけた
歌手でタレント・モデルでもあるADEさんことAdrianiと待ち合わせて
ジャカルタの人気ランチスポット「CHOPSTIX RESTAURANT」にてランチ♪
ADEさんは人気者らしく皆が彼女の事を見たり話しかけたりしてます。
ここではみんなで「シーフード炒飯」「香港焼きそば」「マレーシア焼きそば」
を注文し、シェアリング!
お互いのCDを交換しながら1616おしゃべりする。
第一線で活躍してる人らしく、綺麗でチャーミングな女性でした♪
彼女と別れて空港へ…
インターネットにて予約済のチケットを購入する為待ってると
何やら物売りが隣に座って1616喋ってるが
池田さんは相手の目を見ずに断り続けてます。
物売りがようやくあきらめて行った後に明かされた、
相手の目を見なかった真相は…
「以前ジョクジャカルタ同じカンジの物売りが来て、
物を売るというよりは相手の目を見て話し掛けながら催眠術でこちらを操り
金品を奪われた事がある。だから目を見なかったんだ。」との事。
欧米や日本にはない、ちょっとマジカルでコワイ話でした。。。
ジャカルタの空港は何だかモダンでエスニックな匂いが充満してて
とても刺激的な場所でした!
搭乗口からしてこんなカンジ♪かっこいい~
天井をUPするとこんなカンジ♪
タラップ乗り場の入口はこんなカンジ♪何ともエキゾチックでたまらんですバイ…
そして飛行機はバリ島へと向けて飛び立っていったのでした…
2006.10.13 Hacchan'