Mandallissimo!(マンダリッシモ)に来てくれたすべての皆様、ありがとうございました!あれから一週間経った今も、ココロの奥に暖かいVIBEの余韻がしっかり残ってます。皆様の愛と魂と喜びのVIBE、しかと受け止めました、YES!!
そんな 11/27 当日の模様を時間軸に沿って出来るだけサクッと振り返ってみましょうか…
パーティーが始まったのは22:30。
天気は晴れ、そして満月、という絶好のパーティー日和にふさわしくお客様も早い時間からドンドン入ってくる。会場の pink noise の入口は暗めで急な階段なのだがその足下をしっかり、そして幻想的に照らしてくれてお客様をお出迎えしてくれたのが石渡琢磨作成の特製蝋燭。満月とばっちりシンクロしたお出迎えでパーティー気分も自然に高まっていく。
メインフロアにPAOのキュートで粋なJazz tasteのDJが、バーラウンジには、この日のために九州は博多から駆けつけてくれた田中キヨタカによるraptop computerを使ったDJが響き渡りパーティーがスタート。PAOは 青山fai / 渋谷Organ Bar にまたがる大人気パーティー"Routine Jazz"の紅一点DJ。彼女らしい女の子っぽい選曲で場内のムードもいきなり花が咲いたがごとくふんわりいいカンジに。
ラウンジには東京カリ~番長によるカリ~の芳しい香りが漂いかなりおなかが減ってくる。今回はトロトロ系カリ~とさらさら系カリ~の2種類を用意、どちらもあまりにも美味そう&売り切れ間違いナシと判断し、忙しくなる前に即2つ予約を入れときました。。。
23:00からメインフロアではメヲコラソンのライブがスタート、これが素晴らしかった!歌/小物パーカッションのエミコ、ギター/S.E.&コーラスのたろー、パンデイロ&パーカッションいろいろのゆかり、のたった3人編成なのに豊かな音色を奏でます。音響派Bossa J-POP、とでも形容すべきかワン&オンリーの世界を展開。グルーヴもかなり良いカンジで最後にみんな大好き"tristeza"で終了しました。
23:10にはラウンジのDJが中林直樹にスウィッチ。大人のジャジーで民族系なにおいもチラ、と技アリのDJでした。彼は第一期Mandallissimo!のレギュラーDJで今回再開出来てよかった。
メインフロアはライブ終了後23:30からNAGUMOのDJがスタート、ラテンを中心とするそのプレイに場内の温度がぐっと上がる。彼もまた第一期Mandallissimo!のDJで、今や大人気パーティー"Moodstock"のリーダーです。
DJブースと反対側の空間にはアーティスト達による屋台を髣髴とさせる空間が出現。Yukuniaによるアクセサリーや山下智子によるぽち袋、この日に先行発売されるPecomboの New 7inch single や enjeu のCD等々が展示販売される。その隣では神田サオリによる、DJの音に合わせて繰り広げられるその日一晩で描き上げる絵の制作がスタート。たちまち人の輪ができ始める。
24:00にはラウンジのDJがしーたんこと藤澤志保にスイッチ。彼女らしいおきゃんでスウィンギーなDJに場内思わずニッコリ。彼女も渋谷Organ Bar/青山faiを股に掛けたかなり楽しいパーティー"Comedy Tonight"をこの4月までオーガナイズしてたメンバーの1人です。また復活してほしいなぁ、"Comedy Tonight"…
メインフロアは24:10からenjeuのライブがスタート。彼女は先日CDをリリースしたばかり。アッシもチョイと制作に関わったオケと長尾太郎のパーカッションを伴いライブがスタート。透明感と魂が同居した、どこかアジアの匂いもするその歌声に場内みんな聞き入りあっという間にライブ終了。
そのまま24:30からナカツカタケシのDJがスタート。彼はご存知世界のQypthoneのリーダーにしてOrgan Bar土曜日の人気パーティー"Groove Sauce"の看板DJでもあります。彼お得意のお洒落でアッパーなジャズ・スキャット系のトラックを連発スピンし場内も徐々にヒートアップ。
場内の真ん中にはこの日のために群馬より駆けつけていただいた素敵なVJチームFlower Potsさんのサトーさん・トノーカさんによるVJが場内を盛り上げる。彼らのVJはとにかく素晴らしい!なにが?ってそのセンスの良さはもちろんリアルタイムで状況に対応するその反射神経の良さと同居してるところです。例えばPecomboのライブ時にはchanson des jumellesの曲に合わせてオリジナルの曲が収録させてる映画[ロシュフォールの恋人達]の 双子姉妹の歌うシーンをリアルタイムで演出…とか、とにかくこんな素敵なシーンが一晩中続いて幸せでした。。。
25:00からラウンジDJはTaniguchiにスイッチ。彼はPecomboが7inchをリリースするDIWTHEGARDENのレーベル管理責任者で、リアルタイムで展開されるクラブ=ジャズ系の音源リリースに積極的なお方。この日もそんなテイスト満載のDJを披露してくれました。
25:30からが我らがPecomboのライブがスタート。一曲目は新曲"X'maswing!"のオケに乗せて5人がステージに登場。メインフロアをびっしり埋め尽くすお客さんが目に入りビックリ!あぁ、みんなライブを楽しみにしてきてくれたんだなぁ、と思い気合が入る。間奏ではこれまた第一期Mandallissimo!でいろいろジョインしてきた今や売れっ子マジシャンにして素敵な紳士の菅原英紀が登場。新聞紙をビリビリ破いたと思ったらいきなりシャンパンが登場し場内大盛り上がり!!
2曲目からはフルバンドが登場!今回は豪華7人編成です。アコーディオンにはSabou et Mamieでも活躍中の田ノ岡三郎さん、スティールパンにはPanorama Steel Orchestraでも活躍中の伊澤陽一さん、ギターには先述のメヲコラソンでも素晴らしい演奏を聞かせてくれた助川太郎さん、コンガ・ジャンベ・SEパーカッションにはenjeuでの演奏に引き続き長尾太郎さん、キーボード・タブラ・小物パーカッションで大活躍してくれたのは菅原紀人さん、ベースは鐘ヶ江哲夫さん、ドラムスは西村祐介さん、というメンバーでした。 "sparklin'""tem do de mim~broto maroto""cat walk"と素晴らしい演奏続出!
途中アカペラの曲"aguas de marco"をはさみ今回のPecombo冬の新衣装の布のテキスタイルデザインを提供していただいたアリタマサフミさんを紹介!5人の衣装はもちろんのこと、7人のバンドメンバーの胸元にもアリタさんデザインの布のスカーフおよびアリタさんの布を使ったシャバダバッチがしっかり付いております。実はフライヤーにあったtextile exhibitionとはPecomboのライブ時における、メンバー全員が身に付ける彼の新作テキスタイルのことだったのです!次いで衣装を作ってくれた若き天才ドレスメーカー坂本美穂さん、女子3人の帽子を作成してくれたパリス帽子店稲葉真沙美さんを紹介!
場内いいムードになったところで"Aruanda~noites Cariocas""chanson des jumelles" "KOKORO"を3連発!場内の皆さんの笑顔を見て「これこれ!これが見たくてライブやってるんだよなー」とこっちも思わず笑顔になっちまいました。。。
そんなライブの真っ最中、ラウンジのDJは26:00からYo.にスウィッチ。人気ライブパーティー"Orbit Blender"のオーガナイザーの1人でもある彼女のDJ、ちゃんと聞けなかったけどいつものようにラテン・スキャット・ジャズ系をふんだんにかけてくれたことでしょう!その美貌もありいつもフロアの、そして乾杯の音頭の花である彼女、今年もよき音楽人生を、ね。
26:20にPecomboのライブが終了した後、すぐさま森田昌典のDJがスタート!今や日本中を忙しく飛び回る売れっ子人気DJにしてクラブ音楽ユニットStudio Apartmentのリーダーとして次世代クラブ/J-POPシーンを担う彼だが今回は快く出演をオッケーしてくれました。ホンマ39!そしてそのDJは流石の一言。思わず踊りだす人が続出でカッコよかったわー…
神田サオリの絵の制作もDJの音とシンクロして佳境に入り、なんとDJで踊りながら絵の作成を見守る、という、いつものパーティーでは見られない光景を目にして思わずニヤリ。こういうパーティーっていいなぁ、としみじみ思いました。
27:00からラウンジのDJはHyuichiにスイッチ。いつもの通りFUNK/SOUL/Rhythm&Blues路線の曲もスピン、彼も第一期Mandallissimo!のDJで、今はYellowのArts:Yという人気パーティーのラウンジでスピンしてます。さすが酒が飲みたくなるDJナンバーワンだけあって場内のアルコール摂取量もグイッとアップ!
ちょうどその頃東京カリ~番長のカリ~もめでたく完売!スタッフの人が「残り一つずつになっちゃったよー!!」とパーティースタート直後に予約しといたカリ~を持ってきてくれました。半分くらい食べて後は腹ペコな方たちとシェアしたのですが、いやぁ~マジ美味かった!!彼らも第一期Mandallissimo!でジョインしてた方々なのですが、前にも増して腕前が上がり大満足の一品でした。。。
メインフロアでは27:55過ぎからThe Anonomosのライブがスタート!ヴォーカルのRumiko、ギター&ヴォーカルのJIN、ビートボックスのKei、そしてベースマンTakahiroによる4人編成にも拘わらずその音はタイトでチョーかっこいいミディアム=スロー系・R&B/SOUL/FUNK/ROCK系サウンドを奏でる。レコード会社からオファーが続々来てるのもうなずけるそのステージに深夜深い時間帯にもかかわらずお客さんも大盛り上がり!!
その頃ラウンジでは再び28:00から田中キヨタカがDJ with Raptop Computer。ジャンルレスに好きなものを流してるようでいて場内のムードをいいカンジで盛り上げてくれました。実は彼こそが第一期Mandallissimo!のオーガナイズをこの日の会場である pink noiseのディレクターでもあるTANAYAやアッシと一緒にやってくれてたのです。この3月には東京に戻ってくるそうなのでまた新しい何かがスタートするのでは、とこちらも楽しみです!
メインフロアでは興奮のライブが終了し28:30からWARAのDJがスタート!その深い時間帯にもかかわらずメローでジャジーで、でもノリノリなヒップホップテイストをベースにしたDJで場内みんなが踊り始める。彼もまた第一期Mandallissimo!でジョインしてくれたのだがそのスキルにはさらに磨きがかかり、かなりカッコイイDJでした。
29:00にはラウンジのDJも終了、ラウンジのお客さんもメインフロアに流れ込み出し、そのタイミングで神田サオリによる踊描の絵もいよいよ完成へ!完成したその瞬間、場内から思わず拍手が沸きあがりました。そしてその後かなりオモロイ光景が…。なんとフロアのみんなが輪になって踊り始めたのです!これはひょっとしてフォークダンス?!かと思うような光景にすかさずVJのFlower Potsが反応、小学生がカゴメカゴメしてるような映像をスクラッチしてるかのような映像を流し始め、場内さらにヒートアップ!!!
29:15にはDJがTrio The BPMにスイッチ。そもそもMandallissimo!というパーティーは田中キヨタカ・Hacchan'、そしてTANAYAの3人のオーガナイズによって始まったのでしたが、その3人が3年ぶりに集合しての束の間のDJタイム。1人一曲入魂スタイルで思い思いの曲をスピンし、最後はアッシの Pecombo "X'maswing!-jazz version" のスピンでパーティーは無事終了しました。
帰り際にいろんな人に挨拶をされましたが、そのほとんどが満面の笑みを浮かべ「いやぁ~楽しかった!ありがとう!!また来るね!!!」と言ってくれました。そのお言葉、そのままそっくり皆様にお返ししたいでス。
冒頭にも書きましたが一週間経った今もココロの奥に暖かいVIBEの余韻がしっかりと残っています。
皆様の愛と魂と喜びのVIBE、しかと受け止めました、YES!!
またやろうね…。
2004.12.03 Hacchan'